この部分はもうサスナルで

「いやー遅くなってすみません。なあに、木曜には余裕ですよ」
と、原稿提出宣言したにも関わらず、今日が木曜ってね。
も、もうちょっとだってばよ；
何ってイタサスアンソロの原稿；　はいまだできてなかったんですね。

書いてて・・・・「やべえこれ、サスケ、ナルトになびく！イタサスなのに！」
とカットした部分が多く、
もったいなあーと思い、
ちょっとリメイクすることにする。
でも完全リメイクは時間かかるのでできてる部分（ボツ部分）のみ公開。

↓

番長的ナルトの親友サスケは超ド級ブラコン。


「俺は昔から何をするにも兄さん優先で動いちゃうから、ある程度成長したら両親からもう少し兄離れしたらどうだとか言われるのは辛かったな。あとクラスの奴に少し兄さんの話をしただけでドン引かれたりさ。別に特別友人が欲しいわけじゃなかったけど、それでまた両親だけじゃなく兄さんに心配かけたことは嫌だった。けど……」
　そこでサスケは言葉を切り、ちらりとナルトの顔を見てプッと笑った。
「な、なんだってばよ？」
「………まさか喧嘩ばっかりしてたお前と友人になるとは思わなかったけどな。中学３年間も喧嘩してて卒業間近で発見するなんてまさかの展開だ」
「決闘を断る理由が、兄さんが風邪だから看病したいと律儀に手紙に謝られた時はどうしようかと思ったけどな」
「いい思い出だ」
「トラウマだよ」
「嘘つけ」
　ビシッと手でツッコミながら笑うサスケに、いや本当なんだけどとナルトは口にできずにつぐんだ。

　サスケとナルトは同じ中学出身で、ナルトは「ちょっと頭と顔がいいからって」とサスケの人を見下したように見える態度が気に喰わず、サスケは「バカな上に人に迷惑ばかりかけやがって」とナルトのやたらと騒がしい態度が気に障り、顔を合わせる度に互いを罵りあったり何かの行事につけ張り合う、いわゆる犬猿の仲であった。　しかし３年に上がった時初めて同じクラスになり近くで観察してみれば、随分周囲の噂などで誤解していたことに互いに気がつき、なんだか恥ずかしくなった。かといってすぐに態度を改められるわけもなく、なんだか変な距離になってしまい、ついに煮詰まったナルトが「もうとりあえず一騎打ちで真剣勝負しようぜ！」と色んなことを流そうと思い立ち、サスケもそれに乗った矢先の、まさかの展開だった。
　ナルトはサスケが有名な超ブラコンであることなどこれっぽっちも知らなかったのだ。

「お前が兄さんへの思いを肯定してくれたから、今俺はこうして落ち着いていられる」
「…………」

　ナルトとしては肯定したつもりなどなく、てっきりサスケが病弱な兄を持つ兄思いな弟だと感心し「大変だな、頑張れよ」と言っただけなのだ。
　その言葉にサスケは衝撃を受けたらしく、何故か延期になった決闘も二人きりなのをいいことにイタチがどれほど素晴らしいかを熱弁し、それ以降もそれは続いた。
　サスケの真剣な様子にナルトは「そういうのはちょっと」という言葉を言いそびれ黙って聞いていたら、気がつけば周囲からも親友と認知される間柄になっていた。
　いや元々サスケのことは嫌いではなかったが・・・・。


みたいな！ｗｗｗ　はースッキリ。
電波ブラコンサスケ好きだよ。