<<7班初対面時自己紹介>>
カカシ→イルカを知る。
「好きなものはカップラーメン。もっと好きなものはイルカ先生におごってもらった一楽のラーメン」
既にミズキの事件でイルカのことを三代目から聞いていたかもしれない。
イルカ→カカシを知る。
三代目を昼食に誘い、三代目からカカシが今まで担当した合否リストを見せて貰う。
<<波の国>>
波の国出発前、受付にて会う。
カカシ、再不斬戦で動けなくなって1週間タズナんちで静養。
白・再不斬戦後から2週間後、二人の墓の前にて。
「忍ってのは自分の存在理由を求めてはいけない ただ国の道具として存在することが大切 木の葉でも同じだよ」
サスケに「あんたもそう思うのか?」と聞かれ
「だから忍者って奴は皆知らず知らずそのことに悩んで生きてんのさ… …………再不斬や…………あの子のようにな」
橋完成。里に帰郷。
<<中忍試験>>
受付の会話後
中忍試験の発表で カカシとイルカが口論。
死の森試験後、
イルカ「この子たちの力を本当にわかっているのは カカシさんあなたの方かもしれないですね」と
カカシが正しかったと納得。
<<木の葉くずし編>>
三代目の葬儀にて。イルカの「つながりの糸の話」
「…………なんで人は…人のために命をかけたりするのかなぁ…」
「人間が一人死ぬ…なくなる 過去や 今の生活そして その未来と一緒ににな…たくさんの人が任務や戦争で死んでゆくそれも死ぬ時は驚くほどあっさりと…簡単にだ」
「ハヤテだってその一人だよ……」
「死にゆく者にも夢や目指すものはある しかし誰にもそれと同じくらい大切なものがあるんだ」
「両親 兄弟 友達や恋人 里の仲間たち 自分にとって大切な仲間たち…」
「互いに信頼し合い助け合う 生まれ落ちた時からずっと大切に思ってきた人たちとのつながり…」
「…そしてそのつながった糸は時を経るのに従い太く力強くなっていく…」
「理屈じゃないのさ! その糸を持っちまった奴はそうしちまうんだ」
「大切だから…」
<<暁の影編>>
木の葉にてイタチにやられてカカシ昏睡。
サスケ、短冊街でイタチの術によって昏睡。ガイによって里に送られる。その後カカシと共に入院。
ナルト帰郷、綱手共にサスケの病室に。
そのあとナルトはイルカと一楽へ。
屋上でナルトVSサスケバトル。カカシが止めに入る。
サスケをワイヤーで拘束し、「復讐をやめろ」という。
(20巻P24でカカシの部屋に任務鳥がいたことから、サスケの説教後任務に向かい、帰還してから綱手からサスケ里抜けを知らされる)
<<サスケ里抜け>>
ナルト退院後、イルカと一楽後 自来也と出発
2部
<<風影奪還任務>>
出発時、イルカが7班見送ってたような……?
風の国でチヨバアに白い牙と間違えられる。
チヨバアと共に暁のアジトへ。
デイダラに万華鏡写輪眼をぶつけ、しばらく動けなくなる。
ガイにおぶってもらって帰還
(どうやって開眼したかは未だに謎)
<<天地橋任務>>
ヤマトにカカシ班を一時託す。
サスケ再会後帰還したナルトに、ヤマトと共に修行をつける。
<<飛段+角都編>>
アスマ戦死をナルトとの修行中知らされるカカシ。
ナルトの修行をヤマトに任せ、10班の小隊長を引き受け、仇討ちに。
角都に心臓を取られそうになりながら、ナルトの援軍により助かる。
角都にトドメをさすときに「世代交代」だと言う。
<<サスケの蛇チーム結成>>
綱手から大蛇丸を倒したと聞き、サスケ奪還および暁の情報の為うちはイタチを追うことに。
イタチ捜索チーム(カカシ班、紅班)
<<サスケVSデイダラ戦>>
デイダラの爆発跡からキバの鼻によってサスケを追跡するも、香燐の探知能力と機転により逃げられる。(民宿お越)
<<サスケVSイタチ &自来也の死亡>>
イタチの分身(ナルト、カラスを突っ込まれる)やトビに足止めされ、現場に駆けつけるが既にサスケは拉致された後。
ナルトが部屋で分身のイタチが言ったことに悶々としている時、カカシに呼ばれフカサクから自来也死亡を知らされる。
その夜ナルトはイルカに励まされる。
<<ナルト妙木山で修業&サスケVS八尾戦>>
<<ペイン戦>>
カカシ、イルカの危機を救う。
カカシ、一度死んであの世の狭間で父と会う
ペイン戦後、カカシがナルトを迎えにいき、皆に胴上げされるナルトを見て泣くイルカ
復興途中にて、イナリとタズナに再会。
<<五影会談編>>
ダンゾウが火影となり、サスケ討伐許可を出したことをキバから知らされる。
いきり立つナルトとサクラを止めるが、2人はサイの元へ。
サイとの話の途中オモイとカルイがわって入り、ナルトはサスケをうらないと言いボコられる。
傷だらけのナルトに「父親っていうのは~」
ヤマトを巻き込んで、サムイ小隊の跡をつけ、ナルトを雷影の前に。
トビからサスケが復讐者になった経緯を知らされる。
サスケVS侍・雷影・水影・土影、我愛羅。
トビから第四次忍界大戦の宣戦布告。
ナルト、サクラに告白される。
ナルト、我愛羅に「サスケの友としてお前が本当にやるべき事をやれ」と言われる。
ナルト、過呼吸で倒れる。
<<一緒に死んでやる!編>>
サスケVSダンゾウ
サスケVSサクラ・カカシ
「だらしない先生ですまない」
カカシ視点
「あのね。父さん」
おそらく生と死の狭間の空間であったであろうあの場所で、自分のこれまでの人生を振り返って父に聞かせていく内に自分にとって大切な人が、どれだけ自分の心を占めていたか気がついた。
いつからなんてわからない。
だけどずっとずっと前から大切で、死んだことを後悔するぐらい好きだったんだ。
忍は自分の存在理由を求めてはいけない。ただ国の道具として存在することが大切。
『そうしてもらってもけっこーだがな… あいにくオレにはそんなやつ一人もいないんだよ。もう………みんな殺されてる』
3年前。ナルトと病院の屋上でやりあったサスケに、説教のついでにあの時口にした言葉は嘘ではなかった。
心を繋いだ親友も、その親友から託された仲間も守れず、敬愛する師も失った。
こんなオレ生きてる意味なんてない。
残された気力を振り絞り、万華鏡写輪眼を発動して視界が暗くなった時、やっと死ねると思った。
『カカシさん』
「オレ、死ぬの怖くなりました。いつ死んでもいいって思ってたんだけどね」
笑うカカシにイルカは泣きながら怒る
「そんなこと言わないでください!あなたはいつもいつも無茶してばかりで!そんなカカシさんは嫌いです!」
だけど自分が死んだ時あの人が泣いて、そしていつか忘れられていくと思うと悲しくてたまらないということに気がついた。
イルカ先生に出会えたから自分を肯定できた。
生きることが許された気分で、生きたいと願うようになった。
育てることより命奪うことの方が多かった。
だけど親友から貰ったこの眼と、師が愛した里を守るために朽ちるまでオレは生きなくてはならない。
敬愛した師の忘れ形見は眩しかった。
初めて上忍師として持つことになった生徒はたまらなく可愛かった。
サバイバル演習でナルト達に合格を言い渡して、7班揃って元担任であるイルカ先生に報告した時
初めて会った。
『好きなモノはカップラーメン。もっと好きなのはイルカ先生におごってもらった一楽のラーメン』
その時は「これがナルトが言ってたイルカ先生か」とぼんやり思った。
ナルトの心を開かせる。
アカデミー卒業試験後何があったかは
一通り三代目から聞いていたが、実際に目にしても取り立てていうほど魅力は感じなかった。
ナルト逹を育てる喜びを知った最中同じ子供を殺した。
いつまでこんなことが続くんだ。
それでも踏ん張った
三代目を失う。
あの人なりの大蛇丸の師としての愛情だったんだと思う。
自分を重ねていたサスケはよく見ていたつもりだった。
だけど力及ばす里抜けしてしまった。
それどころか、ナルト共々失う所だった。
オレの大切なモノは、大事だと思えば思うほど掌から転げ落ちる。
失ってばかりだ
『忍ってのは自分の存在理由を求めてはいけない ただ国の道具として存在することが大切 木の葉でも同じだよ』
サスケに「あんたもそう思うのか?」と聞かれ
『だから忍者って奴は皆知らず知らずそのことに悩んで生きてんのさ…。…………再不斬や…………あの子のようにな』
『忍びはどのような状況においても感情を表に出すべからず。任務を第一として何ごとにも涙を見せぬ心を持つべし』
だから押しこめちゃうわけですよ。
それが綺麗に整頓出来る人なんだ。それどころかイルカ先生は人の心の重みも整頓出来る人なんだって!
カカシはナルトの成長を見守ることも、生きる意味になってるよね。
カカシが生きる意味は、昔はカカシ自身わからなかった
(し今も揺らぐ時もある)けど、
「生きている人間と寄り添って不器用でも生きていくこと、自分も他人ま大切にする」カカシは変わった。
いや、そうなりたいともがいてもがいている!
カカシは死にたがりから生きたがりになったよきっと!
昔は、自分がイルカと会って変わったようにサスケを変えようと頑張ってたけど、
自分ではどうにもならないと悟って、カカシはカカシの守りたいものの為に
サスケを殺すことにした。
カカシはサスケの師ではなく、木の葉の忍びとしての選択をした。
カカシは、木の葉の里を守りたい。サクラやナルトの手を汚したくない。やっぱエゴイストなんだよ。
師匠だから自分の手でっていう責任を負うけど
ナルト程の覚悟はなかった。
ただ、このエゴイストにもなれただけ成長してんだけどね。
里に帰ってイルカ先生に会いたい。
「ナルトはすごいですね。オレが十年以上たってようやく掴んだものを3年で成長です」
「あなたとナルトとは違う」
少しショックでもあった。
「カカシさん」
任務後、受付に行くのが楽しみで
偶然会えたら一日幸せな気分になれる
約束がある日は朝からはずんだ気分
会えない時はなんだか心に穴が空いたようで、また明日があると自分を慰める。
他人に対してこんな風に思うの初めてだった。
四代目が担当上忍だった時も近いものを感じてた。
あの時は明日はどんなことを教えてくれるのかとワクワクしていた。
それまで以上に自主トレに励んでいた。
違う点は、オレがもう大人だから四代目が現れたら駆け寄ってたときみたいなことはしなくなった
ただひそかに胸を高鳴らせているだけで
「大じょーぶ! また 昔みたいになれるさ!」
そうサクラに言い聞かせたのはオレ。
それは決してサクラを安心させる為の方便ではなかった。
オレ自身本当にそう信じていた。
ナルトもサスケもお互い大切に思うからこそぶつかるのだ。
ぶつかったって彼らの絆が壊れたりしない。
本気で……そう思っていた。
オレはサスケを理解していなかった。
それはオレのミスだ
サスケが抱えていた問題は、ナルトというライバルだけじゃなかった。
サスケに「復讐なんてやめろ」と言った。
それを大人の言葉で言い聞かせた。もちろんサスケが全部聞きいれるとは思ってなかった。
頭に血が上った状態で納得するのは無理だろうとわかってた。
でもサスケがナルトやサクラを大切だという気持ちがあるなら大丈夫だと思っていた。
オレが甘かった。
オレはまた大蛇丸に勝てなかった。
中忍試験後、サスケを奪いにきた時にヤツの気まぐれで助かっただけ
その後大蛇丸は三代目の命を奪った。
そしてサスケも。
オレは何一つ守れなかった。
何故なんだろうか…オレが大切なものはオレの手から零れ落ちていく。
「カカシ先生」
「は、はい」
「あの……ナルトが退院したら旅に出るって聞いたんですが、本当ですか?」
「はい……」
「大丈夫ですか?」
「え?ああ……自来也様となら大丈夫ですよ」
「そうでなくて……オレ………」
一度言葉を切って言いずらそうに
「こんなこと中忍のオレが言うのも……でも、友人として言わせてもらいます。オレはあなたが心配なんです」
友人。
「カカシ先生が、すごい経歴の持ち主だってことは知ってます。だけど…………………それでも、部下を手元を離れるという痛みは辛いものですよね?だからオレ……ああ、なんて言ったらいいんだろう。もっとあなたを悲しませるかもしれないけど、でも」
「イルカ先生……」
「サスケのことはオレもショックです。もっと自分ができることはなかったかって後悔し続けると思います。だけど、オレはあなたのことも心配なんです。あなたが塞いでしまわないかって」
「……」
「驕がましいと承知してますが」
「いいえ。いいえイルカ先生。そんなことは思いません」
なんだろう今すごく泣きそうだ。
オレは嬉しいんだろうか?悲しいんだろうか?
ありがとう?
そんな言葉で収めてしまっていいのか?
違う。
でもなんて言っていいかいいかわからない。
オレが何も言わないからイルカ先生を戸惑わせてしまってる。
「違うんですイルカ先生。迷惑とかオレはそんなこと思ってません。逆です。イルカ先生、オレのこと心配してください。これからもずっと。イルカ先生には今のままで居て欲しいんです。ずっと……オレを見ててください」
気がついたらイルカ先生の顔がぼやけそうなくらい顔を近づけてしまっていた。
イルカ先生の戸惑った息がかかってはっとして後ろに下がった
萎縮させてしまったかもしれない。
「その……不肖なオレですがこれからもどうかよろしくお願いします」
頭を下げるとイルカ先生は慌てた。
「そんなそんな!こちらこそ!」
よかった。
「よかった。ナルトが自来也さまと旅に出たからその…共通の話題も減ってしまうと思うのですが」
「何言ってるんですか、そんなこと気にする間柄ですか?どんな話も聞きますし、カカシさんだって聞いてくれるじゃないですか」
「……よかった」
どうしてこの人の隣はこんなに居心地がいいんだろう。
この人いつも温かいからだ。
アカデミーの教師・人間を育てる彼は死からもっとも遠いからかもしれない。
ナルトが帰ってくる
「イルカ先生!ナルトが帰ってきました!」
「えっ! ホントですか!?」
「ハイ!今会ってます。あ、オレ影分身でここにきました」
再会したナルトはますます眩しく感じた。
成長期の少年は背も手足も伸び、
たった3年足らずで
芯は強くなった。
友の為に。
風影奪還後
また入院したオレをきてくれた
――――――――
イルカ視点
イルカは繊細なカカシの心を守りたくて いつでもおかえりって言いたい。
それぐらいしかできないけどカカシさんを大切な気持ちは誰にも負けない
繊細
触れたら壊れそうな人だと思ってた。
上忍で暗部出身で
経歴を調べれば調べるほど優秀な人だと判った。
中忍試験で初めてのぶつかりあった喧嘩。
お互い生徒を思うがゆえに引けないもの。
イルカにとってナルトはかけがえのない家族だ。
自分が家族を失ってて、欲しいと思っても本当に孤独を抱えている子供っていない。
どんなに蔑まれても才能がなくても前へ前へ歩いていこうとする子供が眩しかった。
ナルトは生まれてから家族いないから
自分の心に空いた穴をナルトで埋めてた。
もちろんナルトのことも大切だがエゴ
そういう部分があった所を、過保護だと中忍試験でカカシに突かれたようでカッとなった。
「全員1次試験2次試験突破した。
カカシさんの見立ては間違ってなかった
恥ずかしいと思った。
オレの方がナルトを信じられてなかった。
仲直りは
カカシさんと仲直りできた。よかった。
「どう転ぶかわかりませんが、試験が終わったらまたゆっくり会いましょう。お話したいです」
中忍試験後、木の葉崩しがあって、
三代目の葬儀
イタチと闘ってカカシが意識混濁になって、イルカ先生は合間を見てはお見舞いに行ってた。
「伝説の三忍、綱手様をナルトが里に連れて来てくれた」
ナルトが修行に出て・・・
雨水が石を穿つように少しずつ信頼や愛情が貯まっていったの。
カカシがカクズ戦で世代交代って言ってて、つまりナルトは送り出した。
イルカにとっても同じだったんじゃないかな。
イルカにとってナルトは守りたい弟だったけど、ナルトはナルトで自分の人生を歩み出した。
庇護される子供じゃなくなった。
もちろん大切な子供には違いないけど。
イルカにとってカカシは守りたい。
カカシ先生こそ自分を必要としていて、イルカもまたカカシ先生が必要だってわかる。
ペイン戦で一度死んだカカシは.生き返って 皆に胴上げされるナルトを見て、嬉しかった。
で、ラストが「生きて帰ってこい!」の手紙を書いてる時で終わる。
カカシさんも前線で
オレはいつも待つことしかできないけど
あの人におかえりと行ってやりたい。
こんなにもオレ、カカシさんが好きだったんだ。
「カカシさんはダメなんかじゃないです。
もしダメだったとしてもオレには愛しくて大切な人です。
あなたを愛しています
いつもいつもあなたを想っています。
木の葉崩し
お互い忙しいですね。
食事もなかなか難しい。
受付で雑談が精一杯
休憩所で雑談
「カカシさんかなり無茶してませんか?」
「いえ、暗部だったころよりマシですよ」
イルカは自来也と綱手共に帰ってきたナルトを出迎えた
ナルトは大きくなった。
もう本当に…オレの手を離れたな
もしかしてカカシ先生も同じことを思ってるんじゃないかな?
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