忍者ブログ
宇佐美の日常や妄想小ネタをお知らせする場所・・・・でしたが、非常に不定期更新です。サイトの更新自体は更新履歴を見た方が早いです。
[867] [866] [865] [864] [863] [862] [861] [860] [859] [858] [856]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

夏コミの原稿やってますよ(lll^ω^)ふふふ・・・厚い本だしてやんよ。
つっても果てしなく完成が遠くに感じる。
7月16日ぐらいが弱ペダ舞台DVDの発売だからできたらそこまでに終わったら幸せ。
原作漫画>舞台>アニメ の順で好きだよ。ゲットしたら延々田所さん&坂道のシーンを見ていたいよ。舞台は舞台でオリジナルシーンもあるから好き。今泉親衛隊とか。ペダルはアニメ化でジャンル換えするほど気持ちが持って行かれることはなかったが、一番最初の舞台化の時に3次元に持って行かれそうでやばかった。あやうく役者おっかけになりかけたよ。村井さん好きなのです。

少し前とても楽しいお酒の席がありまして、あまりに楽しすぎて帰りたくない気持ちでいっぱいだたった日があり、その時の気持ちをサスナルで書いたネタをうpするのを忘れていたのでここにあげておく。
短いよ。↓






「帰りたくないってばよ」
「なんで」
「だって今すっげー楽しい気分なのに、家帰ったらつまんねーってばよ。ずっと酔っぱらっていたい」
「ウスラトンカチ。まだ飲む気か」
「飲みたいわけじゃねーけど、サスケが付き合ってくれるなら飲む」
「電車がなくなる前に帰るぞ」
「ヤダァ」
 帰りたくない、イヤダイヤダとブツブツ言いながらもナルトの目はトロンとしていた。
 ただでさえ童顔気味なナルトは、そんな状態だとますます幼く見えた。
 そんなフラフラとおぼつかない足のナルトの手を握り、サスケは駅まで送ってやり、ナルトの最寄り駅まで付き添ってやり、ナルトを送り出す。
 そうしてナルトは自宅までたどり着きよく休み、次に出勤した時サスケに世話をかけたと謝るのだ。
 そこまでが一連の流れ。
 一度や二度ではない。かれこれ三年以上それだ。サスケは今日もそうなると思っていた。

 ところがいつもなら電車に乗せた所でサスケの肩に寄りかかってうたたねし始めるナルトが、寄りかかりもせず眠そうにしながらも目を開いていた。
「なぁサスケ、今日オレんち泊まれよ」
 一瞬聞き違えたかと思えた。
「なんでだよ?」
「一緒にいてぇから」
 なんでもないことのように言うナルトに嬉しさより悔しさが勝った。

 オレがどれだけその言葉を飲み込んで我慢していたと思ってるんだ。
 飲み込みすぎて気分が悪いくらいだ。そのくらいいつもお前のことばかり考えてるのに。
「嫌だ」
 反射的に拒んでいた。ここで承諾するのは自分らしくないのと酔った状態でナルトの家に行けば、ナルトを襲うことに言い訳ができてしまう。
「だよなぁ」
 ナルトは表情を変えるでもなくそう返したので、サスケは苦々しい気分になりながらも安堵していた。
 ほらやっぱりその程度なんじゃねーか。お前とオレは違う。
 だからこのままでいいんだ。
「寝ないなら離れろよ」
 そう言ってぴったり寄せていた肩を少し離したら、ナルトはサスケの手をがっちりと繋ぎ直し、ぎゅうううと痛いほど力をこめてきた。
「お前……」
「でもオレこの手ぜってー離さねーかんな。ぜってーオレんちまで離さないってばよ、覚悟しろ」
ニシシと笑ったナルトに、覚悟するのはお前だと言いたくなったが、あまりに嬉しすぎて 「勝手にしろ」と言って顔を背けるのが精一杯だった。


 完 

 

 


 

拍手[1回]

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
宇佐美春香
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析