リーマンサスナル①

原稿の合間合間に書いていこう。

今日っていうか昨日、元職場の人とご飯とカラオケしてー
その帰りの電車の中でふおおっ！ってなんか思いついたので
いや前々からぶっつけさんの絵を見たときから書きたいなと思ってたんですが、
Ｈ入るなら長くなりそうだなあと思って手をつけてはなかったけど・・・・・・

やっぱり宇佐美は
一生懸命なサスケが好きだ！！！
ものすごく男前なのに、ナルトのことしか考えてないサスケがいい。
ようするにﾍﾀﾚだけども。

必死サスケと自由奔放なナルト
リーマンカプスタート！

【件名：今夜どう？（仮）】

ナルトに会いてえ……この所仕事が忙しくて全然会えてねえよ。
イライラも通り越して脱力する。精神がクタクタだ。

俺、団扇サスケ（社会人３年目）は中学からの同級生、渦巻ナルトに長年片思いして先日ようやく付き合い始めたっぽくなった所だ。
出会ったきっかけは、ナルトはその昔幼馴染の春野サクラが好きで、またサクラが昔俺を好きだったものだから、そのとばっちりとして喧嘩をふっかけられたことだった。
初めは衝突したが色々あって打ち解ければ、いつの間にか一緒にいて呼吸がしやすい、お互い親友と呼べるぐらい近しい存在になった。

ナルトという存在は俺の人生にとって、色んな意味で枠を外れたというか枠がない存在だった。
くるくる変わる表情やよく動く手足やとにかく毎日面白おかしく全力で生きてる、かと思えば妙に後ろ暗い一面もあって、隠し事がなさそうなオープンな性格だと見せかけて内面の深いところは触れさせない。遠慮がないようで肝心な気遣いができる奴で、とにかく目が離せなかった
気がついたら、誰よりもナルトのことが好きで、誰にも渡したくないと思った。
だがあのバカは全く俺の気持ちなんて気がつかないで、ひたすらひたすら「サクラ、サクラ」と追いかけて…………！！
思い出すだけでムカついてきた。
ナルトは中学も高校も大学も俺と一緒だったのに、幼馴染、ただそれだけに負ける俺。
だがそんなサクラも少し前に恋人ができ、ナルトが「フラれたってばよー！」と落ち込んでるのを上手く（？）つけこんで一気に体まで繋げた。
「何がフラれただ！最初から望みねえの追いかけてバカじゃねえか！１０年以上も脇を見ようとしなかった報いだぜ！」
俺だってお前をずっと思ってたのに気づけ、と婉曲すぎる告白はするも、当然のようにケンカになって、最終的には泣き落した。
感情が昂ぶりすぎてボロッと零れてしまい、うわ情けねえって思ってたけど、意外にもナルトがオロオロと折れてくれたのでチャンスだと思って落とした。
どっちかっていうと泣き+体で。ああ抱いてやったさ。存分にな。。
ナルトは初めはイヤイヤしていたが、素質もあったようですぐメロメロに蕩けた。
体はな……体は好きだと思うんだ。
ナルトの翌日の感想。
「すげー気持ち良かったってばよ」
えへへっと子供のように笑ったナルト。それに気を良くして改めて告白をと思ったら
「サスケの彼女になる子って幸せだろうなー慰めてくれてサンキュ」
なんていうからまたケンカになった。
ナルトの中で「俺が男であるナルトを本気で好き」ということがどうも認識できないようだ。
好きじゃなきゃ抱けるか！！お前は好きでもない男と寝れるのか！？
「えー、オレだってサスケ好きだけどー、えっちも気持ち良かったけど、別に親友のままでよくねえ？」
「俺は一度だってお前をそんな風に見たことはねえよ！」
「それはそれで傷つくってばよ」
もう俺をおちょくってるようにしか見えない。

それでもどうにか「俺はお前以外としないし、お前も俺以外としないこと！」と約束つけることは成功した。
ギリギリ付き合ってる関係だと思う。


つづく（これも５話ぐらいで終わるよ）