宇佐美の日常や妄想小ネタをお知らせする場所・・・・でしたが、非常に不定期更新です。サイトの更新自体は更新履歴を見た方が早いです。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 重苦しく続くこの関係で 悲しい程 変わらない心 愛してるのに 離れがたいのに 僕が言わなきゃ 2つ前の記事で言った最愛(K○H+さんの曲)がサスケ←ナルトなら just be friends(ボカロ曲)はサスケ→ナルトだと思う。 で、最愛をイメージして書いたけど、オチが決まらないので、 もう出してしまえと お別れネタ。、別れさせたくないんだが・・・オチが思いつかないよ。 いや思いついてはいるんだけど・・ううん・・・ 続きからSS↓
【heart rainy】
1度しか言わないと言って、本当に1度きりだったけど、その長い告白を俺はよく覚えいる。 「復讐さえ果たせば、こんな命いらないと思っていた。イタチの真実を知る前も、知った後も…………ただその間お前と、第7班と共に過ごした時期だけは違っていた」 後の方になるほど、少し彼の顔が穏やかになった気がした。 「…お前ら過ごすことは、最初はなんて面倒くさいんだと思った。チームだから完全無視することもできないし、実際無視も物ともしないでつっかかってきたし」 フッと唇の片端を上げて笑う意地悪そうな顔に、カチンとしつつも、これも自分が大好きな彼の表情の一つだった。 「今なら、あれは甘えていたんだとわかる。お前も、俺も。いがみあうことさえも、本当は楽しかった。一族を失って闇へと閉じた俺の世界に、また別の光が差し込むことが眩しすぎただけなんだ」 穏やかな表情から、ぎゅっと瞼も口も閉じて少し苦しそうな顔に変わった。 「お前が好きだ」 俺もだ。とは口に出せなかった。 「だけどお前と一緒にはいられないんだ。どうしても木の葉の連中をを許すことができない。木の葉というか………イタチのことを知らずに過ごせていた自分をまだ許せないんだ。理屈では分かってる。イタチが俺のこんな状態を望んでいたのでなかったってこと。……それでも上手く整理ができないんだ」 知ってる。だからあんなことしたんだ。 「安心しろ。もう死のうなんて思わねえよ。俺が死んだらお前死んじゃうんだろ?」 当たり前だってばよ。と胸張って答えると彼は呆れたように笑った。 「そこは目一杯頷くなよ。笑えよ。…………いや、そうじゃなくて、もう少し生きてお前が火影になるのを見るのも悪くないと思ったんだよ」 そう言って再び穏やかな笑顔を浮かべた彼に、俺は目頭が熱くなって雫をこみあげてくるのを耐えられなかった。 「生きて……お前が火影になる日を楽しみにしている。だから…………」 傍に居て。俺が火影になってもお前がいないと意味がないんだってばよ。 「さよならだ」 嫌だ。 「ナルト」
お前を追わなくなってからも、時間は流れて、お前を思い出す頻度も減ったけど、その分想う時はより鮮明に思い出せるようになった。
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