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宇佐美の日常や妄想小ネタをお知らせする場所・・・・でしたが、非常に不定期更新です。サイトの更新自体は更新履歴を見た方が早いです。
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正式UPは後日。

なんかこう・・・・直したいんだけど上手いことまとまらん。

続きそうで続かない

上忍サスケ&アカデミーナルト。 またの名を過保護サスケ。できました(;^^)ノ
ど、どうでしょう。ゲッタンの人…じゃない丙午様。




上忍サスケは監視役&保護者としてナルト(当時8歳)と暮らし始めて3年たちました。


【未来の破片】


「サスケ、サスケ、朝だってばよ」
「ん……」
 ゆさゆさと小さな手に肩を揺さぶられ、瞼を開ければ、日の光を受けてきらきらと輝く金色の髪がふらりと揺れる。
「おはようだってばよ」
「……はよっ」
 返事を返せば、幼子はにしっと歯を見せて笑い、青空を写しとったような瞳がきゅうっと細められた。
 それを見て、ああ俺は今日もここに帰ってきたんだと安堵と喜びに満たされた。
 上体を起こし、ん~、と伸びをすれば、俺の腰を跨ぐようにして乗っていた幼子こと、ナルトもヨイショとベッドから降りた。
「今日何曜日だ?」
「金曜だってばよ。サスケ働き過ぎじゃねえの?そーゆーのショクギョービョウっていうんだってばよ。ジッチャンに訴えてやる」
「……俺が優秀すぎるからな」
「…………」
「そこで黙るな。メシは?」
「できてるってばよ」ぴょんぴょんと跳ねるようにして、ナルトは廊下に出て、居間へと向かった。
 まだ体重が軽い為床を軋む音は聞こえないがバタバタと弾む音を立てる。
 今はいいが、あと数年後が心配だ。大分老朽化しているからな。バリッと床が抜ける前に直させねーと。
 ――なんて今更か。「子供は元気に遊べ」としつけたのは俺だもんな。今日もナルトは元気だ。

 うちは家(俺)ルールその1。
 家に居る時は必ず食事を共にとること。
 朝食は当番制。ナルトは朝パン派で俺がご飯派なのでそうなった。
「お前、コーヒー入れるの上手くなったな」
「ホント?」
「ああ、最初は泥を出されたのかと」
「もーっ!何回話せば気が済むんだってばよ」
 ぷくぅと頬を膨らます姿がまたかわいらしくてクックッと笑ってしまう。
「アカデミー終わるの何時だ?」
「あのさ、俺ってばもう平気だし、たまにはゆっくりしても」
「迎えに行く。待ってろ」
「……い、いつもと一緒」
「わかった」
 うちは家ルールその2。迎えが可能な日(非番など)はアカデミーから一緒に帰る。
 取り決めたものの、あまり頻繁には行くことができず、未だにナルトは遠慮する。
「ごちそうさま。俺今日日直だからもう行くってば」
「そうか」
 とてとてと自分の食器を洗い場につけこみ、壁のフックにかけてある鞄を肩にかけると、ナルトは再び俺の隣へと移動する。
「んっ、いってきます」
 軽く頬に唇を当てられたので、頭を撫でてやった。
「気をつけて行ってこい」
 うちは家ルールその3。出かける時は頬にキスする。
 これは最初からあったわけではないが、ナルトがある家族のを見ていて羨ましそうにしていた為取り入れた。
 パタパタとナルトが玄関へと走り、ガラガラと引き戸の開閉音と共に出て行ったのを聞き届け、さて何から手をつけようかと考えた所で先程から感じていたうっとおしい気配がはっきりした。
「不法侵入だ」
「ちゃんとナルトには挨拶したもん。ていうか何今の。どこの新婚バカップル?」
 先程ナルトが座っていたところにちょこんと姿を現したのは、暗部時代ツーマンセルを組んでいたカカシ。
「何の用だ」
「別に呼び出しとかじゃないよ。お前の顔が見たくなっただけ」
「用件は手短に話せ」
「………暗部に戻っ」
「断る」
 最後まで言わさずに切り捨てると、はあとカカシはため息をつく。こいつが顔を見せるなんてろくな用件じゃないかと思えばやっぱりそうか。
「そう言うと思ったから和やかにしたんだけど」
「それは命令か?」
「いいや。お前の親バカぶりは評判だからね。正式なものじゃない。ただいずれは、と考えて欲しい」
 その言葉に内心ホッと息をついた。まだナルトから離れるわけにはいかない。
「あいつはまだ下忍ですらない。あいつが多少なりともチャクラコントロールを身につけるようになるまで前線になどつけん」
「もちろん、その方があの子の成長にとってはいいんだろうけどね。お前ら見てると本当にそれでいいのかちょっと心配だよ」
「…………何が言いたい?」
 含んだ言い方がどうも気に障る。
「ちょーっと、構い過ぎなんじゃないのって」
「どこが」
「さっきのとか」
「3年でまだあれだ。あいつは感情を吐き出すことをまだまだ知らん。なまじ感受性ばかり鋭くなって、吐き出すことができなければ道具としての忍にしかなれん。己の弱さと強さを知った上で、律する強い心を持ち……」
「ハイハイわかりました。お前がいかに責任感諸々強いことがね。ただ俺にはどうもお前が構いたいからしているようにしか見えないんだけど」
「はあ?」
「火影様はそんなことまでお前に課してないでしょうが。大体忍にする気ならもっと技術的なことも見てやったら?ナルトは2年連続ドベで卒業試験不合格なんだよ?」
「フン。どってことねえー、俺だって協調性だけは最後まで×だったが問題なく小隊率いたぜ」
「お前とナルトは違うでしょうが…………」
 一緒だ。小手先の技術なんかあっても、生き残るためには、結局その場の判断や運がものをいうのが忍の世界だ。
「アカデミーでの成績なんか実践につけば関係ない。多少の欠点があれど班員で補い合って伸びていくものだ」
「そりゃそうだけどね…………」
 うーんと考え込むカカシに、さすがにちょっと不安になってきた。
「オイ。あいつそんなにできないのか?」
「一生懸命やってるつもりなんだけどね。お前ホントに何も知らないの?」
「…………あいつは自分から俺に頼ったことなど一度もない。あまりアカデミーの話もしないしな」
 そもそもあんまり話をしないような気がする。
 俺は元々無口だし、ナルトも家事のことや俺の体調やら気遣うことや、日常的なくだらない話しかしていないような気がする。
「そりゃ…………お前が好きだからカッコ悪いとこ見せられないんじゃないのか?」
「…………」
 しょうがねえなー。そんなとこだけ意地張りやがって。それで男になったつもりなのか。逆に可愛らしいじゃねえか。
「うわ……ちょ、気持ち悪いんだけど。俺お前と組んでた時一度もそんな顔見たことなかったよ。親バカ全開じゃないの」
「うるせえ!」
 なんだ気持ち悪いって!子供の成長を喜んで何がいけないんだよ!!
「ともかく今年でナルトも11歳でしょ。そろそろアカデミー卒業にも適齢期だよ。いい加減卒業できるように面倒みてやらないとね」
「わかったよ…………」
「まさかと思うけど、ナルトが下忍になるのが嫌だからわざと教授してやらなかったとかないよね?」
「んなわけねーだろ!!用件がすんだらさっさと帰れ!!」


 夕方になって、約束通りナルトを迎えに行くことができた。
 ナルトは出会ったころと同じように、校庭で一人ぽつんとブランコをこいでいた。
「サスケェ」
「よ、ちょっと遅くなったな」
「ううん。大丈夫だってばよ」
 そういえばいつもこいつは一人だな。まあ…九尾のことで偏見を持つ親はたくさんいるからな。
 こんなに可愛い子供なのに…………・。
 嬉しそうに笑うナルトに手を差し出せば、きゅっと小さな手が握り返してくる。
 そのまま並んで歩きながら話しかける。
「ナルト…………今年はアカデミー卒業できそうなのか?」
「うっ」
「怒っても急かしてもないぞ。ただそろそろはと思ってな。今年こそ卒業できるよう頑張ろうな」
「……うん」
「大丈夫だ、俺がついててやるから。わかんないことなんでも聞け」
「うん……」
 どうもはっきりしない返事だな。顔を俯き加減でよく見えないし。よしっ!
「ナルト」
「え?わぁ…………っ!」
 ナルトのわきの下を掴み上げて、高い高いをするように高く夕焼けに向かって持ち上げた。
「なんて顔してんだ。うちは家ルール『言いたいがあるなら気にせず言え』」
「………」
「このままくすぐるぞ」
「やーっ!」
 ブンブンと首を振りじたばたともがくナルト。
 危ないので、そのまま自分の胸へと降ろしてやった。
「お前なかなか重くならないなあー。任務の時の装備の方が重い気がするぞ。俺がいない日もちゃんと食ってるのか?そんなんじゃいつまでたってもチビだぜ」
 抱きかかえながらポンポンと背中を叩くと「う~」っとナルトは唸りながらも、もぞもぞと動いて首にぎゅっと抱きついてきた。
「…………あのさ」
「何だ」
「サスケって、やっぱ任務こなすの好きだよな」
「んー?」
 好きそうに見えるのか?仕事だからとか行ったら夢を壊しそうだから言えないが。
「……好きも嫌いもないが。どうした?」
「俺がいるから、サスケ遠くは行けないんだなーって」
「…………カカシがなんか言ったのか?」
 あの野郎。何吹き込んだか知らねえが、余計なことを。
「違うってば!でも……俺が卒業してそんで下忍になっちゃったら、サスケいなくなっちゃうんだろ?」
「はぁ…………?」
 なんでそうなる?俺はそんな気さらさらねえぞ。
「俺もサスケみたいなすげー忍者になりたい。てかなるってばよ!でもさでもさ、俺が一人前になったらサスケ……」
「バーカ、何心配してんだ。俺とお前はもう家族なんだから、ずっと一緒にいるに決まってるだろ」
「…………ほんと?」
「ああ」
「サスケ大好きだってばよ!!」
 キャーッと声を上げてぐりぐりと頭を擦り寄せるナルト。
 可愛い奴め。今更こんな可愛い奴手放せるわけねーだろ。
 お前の為なら俺は火影にも勝てる。
 暗部の仕事なんてクソくらえだ。
「だから、安心して卒業しろ。お前が忍になる姿は俺も楽しみだ」
「うん!」


 さてこれで解決だと思っていたら、予想以上にナルトは基礎が身に付いておらず………
「身体能力はともかく、お前……変化もろくにできないって」
「だ、だってぇ…」
「だってじゃない!毎日特訓だ!!このままじゃ一生卒業なんて無理だぞ!」
「え~~」
 
 卒業までみっちり特訓することになった。
 まだまだ手がかかって仕方ないが、どこかホッとする俺は、カカシの言うように少し過保護なのかもしれない。

 

END




ていうか過保護だよ!!!
サスケは所有物はこの上なく大事にするタイプだと思います。
なんだうちは家ルールって(爆笑)

正式UP時にはもう少し直す・・かな?どうだろ??
これ以上連載小説を抱えてなるものかとENDマークなんだが・・・・・
これめっちゃ妄想設定長いんだよ。

設定→サスケが10才の時九尾来襲。 13歳の時うちは集落が何者かに襲われる。
当時うちはに個人的恨みをもった他里の犯行とされていて、この時サスケはすでに中忍で、滅亡時は任務に出ていて里にいませんでした。
能力の高かったことサスケは身を隠す為にも、と暗部に入隊を勧められ入隊。
生き残った者も暗部に身を隠しているそうだけど、互いの無事も確認することはできずそのまま5年経過。
真実はクーデターをもくろんだうちは一族を、イタチの密告によって里が鎮圧。イタチとサスケ以外は生き残りはいません。
そしてサスケはいまだに真実を知らず、犯人を追っています。
で、5年もの間サスケは木の葉の里に戻ることなく、任務を終え里に戻ってきたその日に、ブランコキイキイして遅い時間なのに帰らないナルト(8歳)を発見。
ナルトは一人暮らしを始めたころでした。
ガキがこんな時間に外出てたら危ないだろと、自分ちにもちかえって保護。
夜、上の連中は「ナルトがいねーぞ!」と騒ぎに。
「保護してます」とサスケが申告すれば皆驚く。
「九尾だぞ!なにかあったらどうする」とか「お前のところはもう近しい奴が亡くなってるからだ」とか色々言われて切れるサスケ。
なんせ保護したナルトはやせっぽちの静かな子供でした。
あんな子供に罵るなんてサスケには理解できない。
そんな憤るサスケの態度を見て、3代目はそのままサスケにナルトの保護を頼む。
ナルトのためっていうか、同じ一人ぼっちのサスケのためであってー。


とかそういう妄想を先日歯医者の待ち時間で延々妄想してた(笑)。


ナルトが下忍になって、担当上忍になるとかもいいですね。(;´Д`)ハァハァ
上忍×下忍ならイケる!18禁的な意味で(爆)
で、うちは一族滅亡の真実をサスケが知った時、里抜けとかしちゃってー、そんでナルトが連れ戻すって意気込むとかさー。

まあようするに到底まとめきれない妄想なのでこの辺で。
タイトルはアジカンの歌より。 歌聞いてると長く書きたくはなるんですがねー
この歌もかなりサスナルソングだよ~~Vvv
ていうか年の差はロマンですねvv

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