好きな商業BL漫画作家の話

サスナルとかと全然関係ないのだが、単に語りたくて。

商業BL漫画家、ARUKU先生の作品について語っています。
とてもおススメです。どれもおススメですが、わかりやすく特に凄いのは「猿喰山疑獄事件」ですよ。
同志募集中ぜひー。

急に語りたくなったのは、最近出た「明日屋商い繁盛　２巻（２巻で完結）」が、あまりによすぎて頭がﾊﾟｰﾝとなったから。
１巻の永龍と永雪のエピソードが好きで好きでたまらん。
くっそ誰か買えよおおおおお！一緒に語りたいいいいい。
他のコミックスも全部持ってるよ！貸してもいいから！わあああ！

長々と語っています。






学生の時は結構BL漫画も雑誌も買っていたのだが、
都条例の影響か、はたまた何か、BL雑誌は大抵の本屋で立ち読みできないように封されていてだな（ノД｀）
その上BL雑誌も随分増えたからなあ。ほんと増えたねぇ。

でもこのBLがすごい！っていうランキングに入ってても必ずしも自分のヒットじゃないんだよな。
あと昔より同人に金を使うようになったから、商業だとその気になればいつでも手に入るよなって思って買うのを自粛したりする。
正直自分でもどんなのが好きなの？て言われてもわからん。

絵柄は線がはっきりした絵、ようはめだか箱のような絵柄が好きなんだけど、話が面白ければその限りではない。
また、BL作家さんで「このシリーズは好きだけど他のシリーズは好きじゃない」というのもある。

そんな中、出たら絶対買う　というのが　ARUKU先生のコミックスなのです。
短編がものすごく上手い。
銀魂並みにセリフが多くみっちり濃い。その濃さっていうのはBL漫画らしい濃厚なエロではないのです。
多少のエロもありますが、それよりも魅力的なのが人が人と出会うことに変わる変化、そして愛があってもどうにもならない悲しい現状。
普通なら絶対むごいバッドエンドになる展開を、矛盾なくハッピーエンドとして拾えるのがすごい。
私がハッピーエンド主義だから余計スキって言うのもあるけど、
こんなに濃くてばしっと最後決まる話はすごい。
読むと魂をもっていかれる漫画ですね。
一生大事にしたい昔話や童話を読んだような気分。
私がBL好きじゃなければ出会うことがなかったから、BL好きでよかったなあと思う。

もうひとつ、ARUKU先生の漫画はくじけそうな時勇気をもらえる。
それはスポ根漫画のような熱さから貰える勇気ではなく、生きる尊さや愛し愛される美しさにより前に進む勇気だ。
ARUKU先生の描かれる人物は、人間はちっぽけだけどいとおしいです。
時に絶望や愚かさもあるし、怖さもある。罪を犯した人間は逃げられない業とかもあったり。
それでも愛することは美しいって思うな。
色んなもんがつまってるんです。だから読んだ人によって感想も違うと思う。私も上手く言えない。

私が原稿で「もう書けない」って落ち込んだりすると　ARUKU先生の「画家と音楽家」のあるシーンを読み返す。
それは音楽家であるキャラが一度名声を掴んだけどスランプで何もかけなくなってて、その師匠が弟子であるキャラに叱咤するシーンで、
＞「才能というものは　それを世界中の持たざる人々に分け与えるためにあるのだ」
「＞今どこかで悲しむ誰かの荷物を音楽は少しだけでも持ってやることができるのではないか？才能とは人のために何かができるということだ」
＞「その為におまえは血反吐を吐くような苦しみにも耐え才能を世界に送りださなきゃならんのだよ」

これがねーグッときてる。
まあ私は世界を相手にしてるわけでも、才能などあるかどうかわからないが、それでもさ、自分が人の作品を読んで感銘するように誰かが私の作品で感動してくれたらいいなと。
修行はたりねーけど・・・・・やっぱ続けたいなホモォ書き。
すぐくじけるけどね。しぶに逃げるけどな。こまごまやってきましょう。
宇佐美からホモォを抜いたら　もやしかなんかしか残らないんだからなｗｗｗ
もう人生の半分以上が同人なんですけどもｗｗｗｗｗもう重症。
上手くなりたいならやっぱつみかさねなきゃなー。うん・・・・ようするに　次のイベントこそ頑張るよ。

頑張るよUSAMI！