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宇佐美の日常や妄想小ネタをお知らせする場所・・・・でしたが、非常に不定期更新です。サイトの更新自体は更新履歴を見た方が早いです。
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今この辺ですね。

今日は徹夜して進むんだぜ!明日仕事だけど!

だいぶ進んだんだぜ!



それにしても流れ星~のEDはつくづく見返して良い


 


 




【#9 決意】より これもまた大幅に直すかもしれないし、直さないかもしれません。


 何もできずただ立ち尽くすことしかできなかったあの日が何度もリピートされ、その後に待っていたのはひたすらの闇だった。
 あれ以来誰にも心を開かず闇の中にいた。その方がずっと居心地がよかったから。
 来る日も来る日も修行を積み、ひたすら己の体を高めて強さを渇望していた。それしか見ていなかった。
 だがある日そんな俺の空間を乱す奴が現れた。声も動きもやたら五月蝿くて、また見た目も髪からして目に痛いほど明るくて目立つし、ねっとりとした視線は送ってくるくせに直接は話しかけてはこないので、うっとおしくて気分が悪かった。
 一日の中で何回もあいつの名前は頭には浮かんだけど、アカデミーの時は一度だってまともに口にして呼んだことはなかった。
 いや違う。たった一度だけ自分から声をかけた。あいつが一人で汗をダラダラと流しながら修業してたのたまたま見かけて、よくやるなぁと思っていたら突然バタリと仰向けに倒れたものだから思わず駆け寄った。そしたらあいつは地面に倒れたまま涙をポロポロと流した。汗と混じって頬を伝うそれがキラリと光り、一層輝いて見えた。
 だけどなんだか勿体ない気がして、持っていたタオルをパサリとあいつの顔に落とした。途端にあいつは勢いよく起き上がってきょろりと周りを見渡し、視界に俺を捉えると大きな目を丸くして俺を見つめた。あいつの目がこんなにも綺麗で蒼く澄んでいたのに気がついたのはこの時だった。
「使えよ」
 ガンバレとかスゴイなとか内心感じてはいたけど、何言っても嫌味にとられそうで言えなかった。でも何か言いたくて結局そんなことしか口にできなくて、あいつの返事も待たずにその場を後にした。うっとおしいと思っていたのに、結局反論は聞きたくなかったんだ。
 あいつが……ナルトが好きだから。
 そうだナルトだ。はは………なんだ俺、そんな前からナルトのこと気になってたんだ。
 もうずっとずっと前からナルトで…………今傍にいるのもナルトだ。
 目の前にいたナルトの姿がアカデミー生時から、今の下忍に変わり、むすっとしていた表情から徐々に花が綻ぶように笑顔を浮かべるようになった。
 抱きしめたい。そう思った途端、急に視界が明るくなってナルトの姿は消え、どこかの部屋の天井と知らない女の顔が見えた。
「サスケくん!」
 なんだと思って体を起こすとまた知らない女………じゃねえ、サクラが重くのしかかってきた。ナルトはどこだと思うが気配はすれど目に映らねえ。ああそうか、俺が動けばいいのか、頭に靄がかかったように上手く働かねえ。
 ぼんやりしているとナルトの気配が消えてしまった。


 意識がはっきりした後も、ナルトは再び病室に顔を出さなかった。
 サクラからは聞いた所、ナルトが連れてきた5代目火影は医療忍術に非常に長けていてそいつが俺がかけられていた幻術をといたらしい。しかも驚くことに俺は一ヶ月近くも眠っていたらしい。
 一ヶ月か…………変な虫がついてねえか心配だな。あいつはちょっと目を離すと他の男と打ち解けてるからな。特にカカシは油断できねえ。俺が眠ってる間「特別なことしようね」なんて修行と称して変なことされてねえだろうな。

お前だよそれ。 と自分で書いててつっこんだwww

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