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宇佐美の日常や妄想小ネタをお知らせする場所・・・・でしたが、非常に不定期更新です。サイトの更新自体は更新履歴を見た方が早いです。
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結局書かずにいられない

四色の鷹仙 途中まで。少しずつ書く

鷹サス→上サスに嫉妬
仙ナル→一部ナルに嫉妬 とかいうの書きたくてぐるぐるする。

さすなるううううううううううううううう




 


 秋も深まり寒さも徐々に厳しくなってきたこの頃。
 仙ナルは里の中心から少し離れた山へとキノコ狩りに来ていた。
 晩秋しか取れないキノコを狩っての食材にする為だったが、里から近く危険な動物もいない平地はあらかた取り尽くされているだろうと思い、一山越えることにした。
 勾配もきつい断崖の道を小一時間歩き、再び平地の林に辿りついてホッと一息ついた。
 本当は誰か共が欲しかったが、上の兄弟達は執務や任務、下の彼らには少々危険と思ったので連れ来なかった。
「ま、人手は影分身で十分だな」
 仙ナルは印を組んで影分身を10体程出現させると、手分けしてキノコ探すようにと指示して散らばらせた。

 さて本体である自分も探すかとガサガサと草の根をわけていると、背後から何かが近づいてくる気配と足音がした。
「どうした?密集地でも見つけたか?」
 てっきり影分身が早々戻ってきたのかと思って振り返ると、確かに影分身はいたのだがそれだけではなかった。
「んな所でケツ振ってたら誘ってんのかと思うぜ」
「さ、サスケ…………!なんで!?」
「サスケこの辺が修行場所なんだってさ。じゃあオレ作業に戻るな」
 影分身は鷹サスと自分の元へ導く案内役だったようで、すぐさま元いた場所へ戻って行った。

「お前こそ何やってんだ?随分里から離れて……」
「見てわからねーのかよ」
 駕篭を背負い手には軍手といった格好の仙ナルを、上から下まで眺めた後鷹サスは口を開いた。
「俺が恋しくなって会いに来た」
「食卓の為のキノコ狩りだよ!」
 ドヤ顔で答えた鷹サスに仙ナルがすぐさま突っ込むと、ムゥっと鷹サスは唸った。
「そっちの方が意外だ。お前任務でもないのに一山越えてきたのかよ。しかも一人か?」
「一人だってばよ」
「お前一人で食用のキノコが見分けられんのかよ?」
 バカにしたように口角を上げて笑った鷹サスに、仙ナルはむっとして言い返した。
「前に上サス兄に教わったから大丈夫だってばよ。持って帰れば選別してくれるし」
「………………」
 上サスの名前が出たことでサスケは一気に不機嫌になり顔をしかめた。
 鷹サス自身上サスが嫌いなわけではないが、一家の家事を仙ナルと分担していて自分の次くらいに仙ナルと過ごす時間が多い兄がやや妬ましく思っている。
 妬ましさもあって、腹いせに彼の恋人である暗ナルに時おりセクハラめいたことを仕掛けて怒らせたりする。
 悪戯された暗ナル自身は滅多に動じないが。補火カップルとは別の意味で暗ナルは鷹サスが勝てない相手だった。


「お前も手伝えよ。ついでにたまには家で食事しろよ。こんな離れた所に一人でいたって楽しくないだろ」
「人に囲まれてると疲れんだよ」
「家族じゃねえか」
「余計にだ。お前が他の人間にヘラヘラ笑ってんのが嫌なんだよ」
 ヘラヘラという表現にますます仙ナルの眉間の皺は深くなった。
「じゃあずっとむすっとしてろって言うのかよ。テメーだって暗ナル兄や一ナルの前ではニヤけてんだろ」
「そりゃ……あいつらは可愛いから」
「どうせオレは可愛くねーってばよ!」
「んなこと言ってねえだろ」

 鷹サスが暗ナル達が可愛いと思っているのも本当だが、暗ナルを構うのは上サスへを嫌がらせだし、一ナルはあまりに素直に慕ってくるから愛でたいだけで邪な感情はない。
 そもそも鷹サスは仙ナル以外の人間に興味は薄い。
 お前だけだと何度も言ってるのにどうも伝わらない。
 それは鷹サスと違って仙ナルは、「皆」を好きだからだ。

 火ナルほど万人を大きな愛で包めるほどではなくとも、仙ナルもまた慈愛深く、
 暗ナルほど里の為、ひいては火ナルの為に影に徹するほどでなくても、従順で自己犠牲的で、
 一ナルほど純粋無垢でなくても、その精神は誇り高く美しい。
 それぞれがまだアンバランスで成り立ってる仙ナルに鷹サスは惹かれてやまない。
 好きすぎて眩しすぎて……自分の懐に仕舞い込んで閉じ込めて自分だけ見えなくしてやりたい。
 "オレ以外に微笑みを向けるな″
 そんな独占欲はまだ仙ナルには理解できないだろうと思う。
 だから理解させようとするのは半ば諦めてる。

 そのくせ嫉妬からくる憎まれ口は人一倍なんだよな……。
 そこも可愛いけど。
「ナルト…」
「なんだよ」
「二人きりだな」
「そ、そりゃこんな場所誰も来ないだろ」
「そうだな」
 ニィッと笑った鷹サスに不穏な雰囲気を感じ取った仙ナルは、距離と取ろうとしたがそれより早く手を強く引っ張られ、腕の中に包まれた。
 その際首筋をチュッと音を立てて吸われた上、舐められて仙ナルはビクッと肩が上がった。
「な、何考えてんだよ!」
「何ってナニだろ。つまんねー痴話喧嘩を延々続けて満足する年齢なんてとっくに過ぎてんだよ。恋人と二人きりでいたらすることなんて一つだろ」
「お前のそういうデリカシーがねえ所嫌いだってばよ!」
「そんなもんあって躊躇してる暇があるならお前を一秒でも長く抱いていたい」
「っ……!」
 ストレートな物言いに思わず顔を赤らめた仙ナルに、鷹サスはトドメをさす。
「今ここにはオレ達二人しかいないんだぜ……?」
 瞳を覗き込むようにして近づいてくる顔を避けようともせず、仙ナルは瞼をふせて唇にやってくるであろう柔らかい感触を待った。

 普段口論になってしまうのは鷹サスが所構わず迫ってくるからであって、肌を合わすこと自体は嫌いではないし、むしろ好きだ。
 でもそれだけじゃ嫌だと思ってしまう。
 一緒に修行したりご飯食べたり、TVを見たりゲームをしたり、そんな何気ない日常を共有したい。
 そう言えば「自分」とは一緒にいてくれるだろうけど、鷹サスは他の家族と積極的に触れ合ったりしないだろう。(自らじゃれてくる一ナルは別として)
 それが少し不満というか、寂しかった。
 自分は家族といる時間が大好きで、幸せだと思う。それを鷹サスにも味わって欲しい。
 補サスも上サスも一サスも、口に出すことは少ないけど鷹サスの事を気にかけていて、帰ってくれば嬉しそうにしているように見える。
 鷹サスはいつごろか一人で過ごすことを好むようになっていた。
 それは性格もあるだろうが、鷹サスは自分も含め誰も必要とせず一人で生きていけるようで悲しい。
 
 オレはお前が離れてる間、お前のことばっかり考えてるよ。
 それが苦しいから他のことで必死に気を紛らわしてる。
 それくらい好きで好きでたまらないなんて、お前はほんの少しも気付いてないだろう。
 気付かせるつもりもないけど。
 
 仙ナルは自分の方がずっと鷹サスが好きで、粘着質でエゴを押し付けようとしてる陰湿な愛情を抱いてると考えていた。
 傍にいて欲しい一方で縛りたくないとも思う。自由であることがサスケの生き方なのだから。
 文句を言ってばかりだけど、そんなサスケを好きになったのだからと半ば諦めていた。


 

 


 口づけられながら肩にかかっている籠の紐をずらされて、籠を地面に落とされた所までは把握していたが、
 気がつくと上着のジッパーは全開で網シャツの下に手を入れられて乳首をまさぐられていて、上擦った声が出た。
 快感には少し痛みも混じっており、文句を言おうとしても喉奥にまで相手の舌が届くくらい交差は深く、口を大きく開いた状態ではそれは敵わず鷹サスの思うままだった。
 息も苦しくなってきて、仙ナルが涙目になった所でようやく唇は離された。
「ぷはっ!サスケのバカ!」
「んだよ。こんな乳首ビンビンに勃たせといて嫌じゃねぇだろ?」
「嫌じゃねぇけど…………か、加減しろよ」
 呼吸が苦しかったのもあるが、唇と乳首2か所攻められた刺激は腰にきて仙ナルの膝がガクガクと震えていた。
 最中は突っぱねようとした腕は、鷹サスの腕を掴んで支えにしているほどだ。

 鷹サスもそれに気付いたらニヤけるかと思ったが、真顔のままで「もう横になるか?」と優しい声色で尋ねてきたものだから、仙ナルは素直に小さく頷いた。
 鷹サスは腰の紐をしゅるりと解いて、腰纏った衣服と共にシャツも脱いで地面に広げると仙ナルの腰を支えながらその場に寝かした。
 ごく自然にズボンをずり下ろされて脱がされ、下着の前が張っていることにも、脱がされて余計に勃起したことにも鷹サスは突っ込まないので仙ナルは逆に少し居心地が悪いというか、照れくさかった。
 言われたら言われたで口喧嘩になってしまうだろうけど。
 恥ずかしくて目元に手の甲を押し当てる仙ナル。鷹サスはその肢体に見惚れていた。
 
 陽の下で見ると一層エロイな……肌がピンク色だ。
 ナルトのキノコは実にみずみずしくて美味そうだ。
 ――とか言ったら螺旋丸でぶっとばされるだろうな。
 今日のナルトは素直で可愛いから余計なことは言わないでおこう。
 
 そう考えたから鷹サスは茶化さず、仙ナルの内腿を撫でて「膝立てろ」とだけ命じた。
 その言葉通り仙ナルは膝を立て、鷹サスによく見えるように左右に広げた。
 従順なその仕草に驚きつつも、鷹サスはその中心に顔を寄せた。

>>まだ終わらない

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