これ以上書きかけネタをUPすべきでばない
しかし読んでもらいたい。
メールで送った。
そしたら感想絵が返ってきた。
絵をUPしてええええええええええ!!
だってこれよすぎる。UPするお!
ので 宇佐美の心境もあいまってタイトルも
【ガマンできない】 で
前載せた? 吸血鬼サスケネタだよー
全身が酷くだるく、頭の中は靄がかかっているようにスッキリしない。
体を起こせば眩暈もする。
だからといって起きないわけには行かない。
起きて学校に行かないと。俺は普通の人間で普通の学生なんだから。
ベッドに沈んでいたい程重い体を奮い立たせ、部屋で着替えをすませ階下の洗面所に向かう。
そこで洗顔等をすませると、母がいる居間を横切って玄関へと向かった。
「いってきます」
「サスケ、ご飯は?」
「いらねぇ、コンビニで買って食べる」
「またそんな……」
母が嫌いなわけはないが、母が出す朝食が食べたくないのだ。
自分の体のことを考えて出す朝食が。
心配そうに顔を曇らせる母親から顔を背けると、どんと何かにぶつかった。
見上げれば兄が立っており、彼もまた母と同じような顔をしていた。
「そんなフラフラで、意地を張るなサスケ」
「うっせ…」
「これまでどおり俺から吸えばいいだろ?」
そう言うとサスケの顎を掴む兄の手をサスケは勢いよく振り払い、胸を突いて押し退けた。
「それが一番嫌なんだよっ!行ってきます!」
素早く靴を履くとドアを開けて、外へ出た。
まだ朝も早い時間ではあったが、それでサスケは日の光に眩暈がした。
クソ……ッ!光にも弱くなってきた。
サスケは自分の異質な体に辟易していた。
自分の一族は大昔日本に帰化した吸血鬼だ。
といってもたまに人の血及び精気が欲しくなる以外は普通の人間と変わらない。
いわば嗜好品だ。
だが一族の中でも吸血鬼としての血が濃い両親が、従兄妹同士で結婚した成果、サスケも家族も定期的に摂取しないと体は虚弱になってしまう体質だった。
父も母も兄も巧く他人から精気等を摂取しているようだが。サスケにはそれが許せなかった。
人の好意を利用し踏みにじるようで気分が悪く、次第に人に近付かずこうとせず心を閉ざすようになり、12才までは兄から間接的に貰っていたがそれも止めた。
人から精気を貰わなくたって生きていける。サスケはそう信じたかった。
だがそんな決意とは裏腹にサスケの体は弱っていくばかりだった。
人を襲いたくない。でも喉が渇くような言い様のない飢えがひしひしと体を蝕み、頭を苛む。
苦肉の策として、サスケは植物から精気をもらっていた。
自分の家にも立派な庭と花畑はあるが、それより自分が通う学校に併設されている温室のバラが素晴らしかった。
兄も自分もこれが目当てで入学したようなものだ。
もっとも兄はこんなものなどなくても、周囲の人間(多すぎる程下僕がいる)から空腹を満たしているようだけど。
早朝誰もいない時間にそっときては、バラを摘み取るサスケ。
花弁をパクリと唇で挟み精気を吸えば、みるみるうちにバラは萎れていく。
その様子を見ていると多少胸が痛むが、バラの精気は極上の味だった。
兄からすると、一度本物の人間の血の味を知ってしまうと比べ物にならないらしいが、間接的でしか味を知らないサスケにとって、ここのバラの味こそが至高だ。
それにしてもこのバラは美味い……!
どのバラも生命力に溢れているようだ。
俺もこの花達と同じように、土と水と光だけで生きていけたらいいのに。
つい1本2本と手が伸び、パラパラと渇いたバラが地面に落ちていく。
今日は特に摘みすぎた。
あとで変に思われないように片付けておかなければ……。
サスケがバラの精気に浸りながらそう思っていると、「あーーっ!!」と絶叫が背後から聞こえてきた。
ビックリして吸いかけのバラを地面に落とし、振り返るとそこにはクラスメイトの男子、渦巻ナルトの姿があった。
見られた!?
サスケはサァっと青ざめ、慌てて逃げようとしたが予想以上にナルトは距離を詰めてくるのが早かった。
ナルトは猛ダッシュでサスケに近づくと、勢いよく腰にタックルを決めて地面にドッと押し倒した。
「痛っ!」
「待てってってばよ!お前今何やってたんだ!」
「なっ何もしてねー!」
「最近バラが減ってるなって思ったんだってばよ!犯人はお前だったのかよサスケェ!!」
「っ…………!」
バレた……!
>>>とここまで小吉さんに送ったら返ってきたのが・・・



宇佐美は 小吉さんが 大好きです。
ワロタwwwwwwwww
愛の結晶とナルトの衣装は使わせてもらいますね^^
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