後宮サスナル その2
時代・国・・・適当。本当に適当。
カッとなって書いた為、途中まで小説、力尽きてネタになってます。
その昔コノハはウチハは一つだったが、ウチハが実権を握ろうとクーデターを起こしたため両者は決別……いや一部の人間を残してウチハ一族は殲滅させられた。
殲滅から逃れたウチハ一族は数十年後、コノハに劣らない程の強国を建て再び挑もうとしていた。
コノハの兵士であるナルトは、本格的な戦争になる前の交渉役に選ばれた。
もちろん交渉とは建前で、実際は相手の情報を掴むこと。あわよくば首を取って来いと長に命じられた。
本来コノハは好戦的な部族ではない。
だが数年前に保守派思考だった長が、好戦的な長に代変わりし、粘りづよくウチハと交渉を続けていた前長とは一変し兵を鍛え、先手と打てと命じてきた。
上の命令に兵士は逆らえず、作戦を考えた。
まずこちらが友好的あると油断させる為、コノハの最高級の酒と美女で相手の長をもてなし、それに強い睡眠薬を盛りあわよくば王を手にかける。それができないなら権力をもつ部下や親族を人質にすること。
交渉役には薬に耐性が強く腕の立ち、かつ万一失敗に終わってもコノハに損害を被らない人間。
それにナルトが選ばれた。
前長を大層嫌っており、前長に孫のように可愛がられていた孤児のナルトのことも疎んでいたからだ。
前長の役に立ちたいと磨いた腕や体の耐性があだとなった。
ナルトは妙齢の男子であったが、手をあれこれ加えて着飾り、美姫に変身させられ部下数人と共に交渉役として出向いた。
相手の国の人間は美姫の姿をしたナルトに気を良くしていたが、一人ナルトを蔑むように冷たい視線を注ぐ者がいた。
それがよりによって相手国の長、サスケであった。
ナルトはウチハの長は、老齢のマダラだと聞いていたので、睨んできたサスケに思わず睨み返してしまった。
すぐ後に長だと紹介され「しまった」と思ったが、サスケは機嫌が悪いというより元より目つきが悪いのか特に何も言わなかった。
周囲の者は相変わらずナルトをもてはやし、あしらいかたも訓練していたナルトは、うまく盛り上げ酒を進ませることに成功した。
しばらく経てば皆眠りシンと静まり返ったが、長サスケだけはナルトに酌をさせ続け一向に眠る気配はない。
「さ、サスケ様ってお強いんですね」
「まぁな。だが酒も飽きてきた。もっと別のことで楽しませろ」
「なら踊りましょうか?それとも歌いましょうか?」
「いいや伽をしろ」
「とぎ…………?」
「まさか知らないわけなかろう?」
するりと腰を抱かれ、耳に息を吹きかけられてナルトはどっと汗が噴き出た。
「じょ、冗談を…………」
「酒は満足だ。お前も献上品の一つなのだろ?」
ぞぞぞっ!と背筋に冷えた。こ、こんな時はえーとえーと…………。
「く、国には婚約者がいて私の帰りを待っています!」
「なら帰る国ごとそやつを潰してしまえばよいな」
「なっ!」
「長の孫娘のお前を最初から返すつもりはない。大人しくしていれば悪いようにはしない。逆らえば殺す」
「交渉は聞く気がなかったってことかよ…………」
ナルトはすばやく太股に巻いて仕込んでいた短剣を鞘から引き抜いて、サスケの首を狙おうとしたがサスケはそれより早くナルトの手首叩いて短剣を床に落とした。
拾おうとして足で蹴飛ばされてしまい、ナルトは顔を歪めて奥歯を噛んだ。
「っく…………」
「勇ましい姫君だな。だがその強気、嫌いじゃないぜ」
「残念だったな!俺は長と血縁関係なんてない!人質なんてなりようもない!」
「…………あちらも戦争の意思しかないようだな」
「あっ…………」
失言だったと本日二回目の後悔。
「な、なぁ…………戦争はやめようってばよ。こっちだって望んでるのは長だけなんだ。兵士や民は戦争なんて望んでねえんだ」
「ハッ、俺の一族を滅ぼしておいてよくそんなことが言えるな」
「あれはそっちから始めたんだろうが!」
「仕掛けたのはコノハからだ」
「何言って………」
「お前は何だ?血縁関係がない?捨て駒じゃねえか。望まない戦争を仕掛ける長の為に捨ててもいい命なのか?随分安いもんだな」
「黙れ!俺だってあんな奴に命なんてかけたくねえ!だけど国が……俺の大事な人たちに危険に及ぶくらいなら、俺はお前を殺してでも止める!」
「………酔った老齢の長相手なら勝てたかもしれねーが、俺相手じゃ無理だ。俺は1滴も酒を飲んじゃいない。最初から水にすり替えていた」
「なっ…………」
「足が覚束ないのはお前だろう。ああそれとコソコソ動きまわってたお前の仲間もとっくに牢に繋いである。助けは来ないぞ」
「…………っ」
完全にやられた。
元より捨て駒の俺。計画自体も完璧ではなかった。
失敗すれば死ななくてもならない。
…………死にたくない。前長のヒルゼンの為なら死ねた。
俺が死んでも彼や仲間がなんとかしてくれる。でも長ダンゾウは俺が死ねば、それをきっかけに戦争を始めるだろう。
逆に生きていても俺や仲間からコノハの情報が漏れ、コノハが不利になる。
どちらを選んでも待っているのは地獄だ。
舌を噛み切るべきかと沈黙して葛藤していると、布を噛まされて首の後ろで結ばれてしまった。
「死ぬなんて考えるなよ、ナルト隊長」
「!?」
「お前の仲間は大層上官思いだな。お前の為なら命が惜しくないそうだ。これほどの人物が利用できないわけないだろう」
「~~~~~~っ!!」
「だがお前のその強気な心は折らせてもらう」
…………とかなんとか言ってナルトは強○されちゃうわけですね。
そんでサスケはダンゾウに「献上品はありがたく頂いた」とかいて和平結んじゃうわけ。
その時は騙し合いというか、いずれナルトを奪い返しに兵士がやってくるだろうことを見越して、あちらが仕掛けてくるの待つっていう作戦。
つまりダンゾウがやったことのやり返し。
ナルトは牢に繋がれた部下を見殺しにはできないからサスケに抵抗はできない。
それでもなんとか隙を狙っている。
いくら犯しても目が死ぬことがないナルトにサスケ(S)はたまらないわけですね。
首輪とか張り型とか道具とか使ったらいいよ!
最初は手荒くしていたサスケなんだけど、唯一思い通りにならないナルトが可愛くてたまらない。
ぎゃんぎゃんと子犬のような噛み付きが、他の人間とは違って反応が面白い。
反抗してもご飯は全て食う。(毒入ってたらどーすんだ→俺丈夫だから。てかお前が俺を殺さないって言ったじゃん))
よく眠る。(サスケと同じベッドで。寝込みを襲わない)
毎日ずっと牢にいる自分の部下を思う。(実はとっくに解放して国に帰してる)
それどころかサスケの部下まで気遣う。(数分で仲よくなる天才←こいつやっぱ諜報なんじゃねーか?)
逃げないとわかって軟禁を止めたら、ナルトは植物(農作物)を育てる名人だった為 知識が重宝される。
そして立てついていたサスケのことも段々と気遣うように。
ゆっくりと愛が育っていけばいいよ!!(ナルトはウチハで数年過ごします)
そんでサスケが言っていたように「過去しかけたのはコノハ」だとわかって自国に戸惑ったり。
自分がここにいれば2つの国は平和のままですむんだろうかと考えたり
サスケもナルトがいれば復讐などどうでもいいと思うようになったり。
だけどそんなサスケを前長マダラや、悔恨を抱えたままのウチハ一族は許せないわけで……。
ウチハで内乱が起こってしまうとか。
それをダンゾウを失脚させた、新コノハ軍が助けにくるわけですね。
ナルトが拉致されてから数年の間、コノハではダンゾウの長から引きずり下ろし、ナルト隊長を取り戻す計画が進んでいた。
ようやくダンゾウを失脚させ、綱手かカカシが長に。
ウチハの内乱を期に攻め込むのではなく、ナルトを助けるために長サスケ派につく。
理由はナルトの嘆願によるもの。
ナルトは自国のコノハも、移住したウチハも大切にしたい。と言ったから。
内乱は収まり、コノハとウチハは本当に結ばれた。
ナルトがウチハにいる必要はなくなったわけだけど…………サスケが好きだから離れないといいよ!
もしくはコノハに戻って、長(火影)になったら改めて結婚しよう!とかwww
わぁい、サスナルで世界は平和になりましたとさ!
おしまーい!
ハイ絶対かかないコレ。すっげーしんどい。音長並みに長くなること確定じゃないか。
書きながら「ガラス○仮面」の二人の王女の劇思い出した。あーゆー感じですな。
なんでやや嵐ぐらい、ややひねったネタにするのやら。
めっちゃ練ってるんじゃなくて やや捻りなところがなー。
書いてない間の部分が重要だからこれ自体じゃいい作品かどうかは。
ああそうか……やっぱ音長は間が薄いんだ。もっと濃く書かないとな。量足りねえよ
[4回]
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