忍者ブログ
宇佐美の日常や妄想小ネタをお知らせする場所・・・・でしたが、非常に不定期更新です。サイトの更新自体は更新履歴を見た方が早いです。
[369] [368] [367] [366] [365] [364] [363] [362] [361] [360] [359]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

お風呂入ってたらこんなサスナルもいいなと思った。

両思いだけど恋人ではないサスナル。

セリフばっかですよ。
そのうちWEB拍手に移動だ。

原稿もこれぐらい早く書けたらいいのにな。
ずっと瀕死のターンです。
 

【時には他人同士になってみようか】



※サスケ木の葉帰還、未来設定

「俺とサスケってデキてるんだって」
「何が?」
「恋人同士ってことー」
「ありえねえな」
「ありえねえってばね。でも俺に好意を寄せる女の子は決まって最後には「ナルトさんにはうちはさんがいらっしゃるから」みたいなこと言って身を引くんだってばよ」
「お前がモテないのを人のせいにしてんじゃねえよ。よくみりゃそんな関係じゃねえことはわかるだろうが」
「だよなあ。恋人同士って所詮他人だもんな」
「…………?どういう意味だ?」
「俺とサスケは他人じゃねえってこと」
「そういう発言が誤解を生むんだ」
「だってそうじゃん。俺達ってただの同期?友達?ライバル?違うだろ?」


「…………魂の分身だってばよ」
にぃっとどこか悪戯っぽく笑ったナルトの笑顔に不覚にも見惚れてしまい、反論することを忘れた。

「なっ?」
「…………そう、だな」
「だーから恋人同士にはなれないんだってばよ。自分同士でキスやセックスできるか」
「でも体は別々だぜ」
「んーそうなんだけどさ」
「だからキスだってできる」

ナルトがあまりにこだわるようだから、反抗してみたかっただけ。
ただそれだけの為に唇を重ねた。

「…………」
「…………な、できたな」
「うん。う~ん、でもやっぱ変な感じだってばよ」
「そうだな」

仕掛けておいて俺も変な感じだった。
キスがキスじゃないような……別個体に与えるでも奪うでもない口づけ。

「なんか鏡に向かってしてるみてぇだった」
「俺もだ」
「でも悪い気もしなかったってばよ」
「そうだな」
にししと笑うナルトに、つられて俺も笑った。
「たまには、他人同士になってみるのもいいかもしれないってばよ」
「…………そうだな」

恋人同士を他人同士と評するお前。
俺を分身だというお前。

好きだと言われるより、その一言で心が満ちていく。


ナルトに思いを寄せる里の女ども。
ナルトの行く先を心配する火影や里の奴ら、他里の奴ら。
悪いな。コイツバカだから一生俺のもんだ。

END


拍手[5回]

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
宇佐美春香
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析