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宇佐美の日常や妄想小ネタをお知らせする場所・・・・でしたが、非常に不定期更新です。サイトの更新自体は更新履歴を見た方が早いです。
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書くことがやめられない。サスナルは麻薬です。
危険です(お前の頭がな) こ、今度こそ潜ろう・・・なんとか!

確かリンクページつくってんたんだけど、
某M原様の日記読んでたら(;´Д`)ハァハァして、気がついたら打ってた。
そしてすごい時間。
しかも完成してないっていう・・・・でも公開したくて; だめっこですみません。
そしてM原さん、書いちゃいましたすいません!

サスケに「なっち」って呼ばせたかったんですううう・・・・!!
なっちって可愛すぎるだろ!!

リーマン×アイドル 
2b4e9a95.png

追記で注意。 サスケが若干?キモイですよ(笑)
ナルト→女装(本当は男とは秘密)アイドルNARUTO(人気急上昇中) 愛称なっち、なるるん。
サスケ→NARUTOオタクのリーマン 

です!
大丈夫な方だけどうぞ!






「も~仕事なんかやだあ…」
 昨日も仕事今日も仕事、明日も仕事。
 今日だけラジオの前番組がスペシャルだからお休みだけど、来週はまたあるし。
 マネージャーが家まで送るというのを振り切って、ふらりと適当な駅に降りて、とある居酒屋チェーン店に入った。
 うずまきナルトこと、新人アイドルNARUTOは疲れ切っていた。
 ナルトは施設育ちの天涯孤独の身。中学卒業と共に働き始め、決して楽とはいえない生活だったがそれでも明るく元気に慎ましく暮らしていた。
 18歳になったある日のこと、中学の時の同級生であり今でも交流があるサクラに急に呼び出されて、女子アイドルのオーディションに一緒に出てくれと言われたことがすべての始まりだった。
 一人じゃ心細いというサクラの押しに負け、女装して受けたオーディションが、どういうわけか決勝まで勝ち進んでしまった。
 決勝はTVにも映るということで、さすがに恥にも良心にも限界が出て、スタッフに打ち明けた。
 だが、その前の面接などで生活の困窮さを正直に打ち明けたのが良かったのか悪かったのか……ナルトはそのまま性別を秘密で、アイドルとしてデビューすることになってしまった。
 「お前には輝くものがある」とか、「アイドルといっても必ずしも売れるわけじゃないし、期間限定でいいから」と事務所の社長の熱い説得と、あと契約金にも少し惹かれしまい、「まあ限定だよな」と軽く頷いてしまったのが失敗だったと思った。

 元々ナルトはたくさんの人と交流するのは好きな方だ。
 だが、それはあくまで素の自分でいる時の話であって、女装、つまり女の子を演じながら自分の味を出すのは非常に疲れる。
 まあそれも段々と慣れてきたわけだが、ナルトが女の子としての魅力を高めれば高めるほど、共演者のセクハラめいた発言やボディタッチなどが増え始めた。
 女装はあくまで仕事であって性的にはノーマルなナルト。
 男に言い寄られて嬉しいわけはない。
 FANも圧倒的に男性が多いが、声援をもらって嬉しいのは女性FANだ。
 これまでそのFANや、周囲のスタッフに支えられてきたナルトだが、今日の仕事は本当に嫌だった。
 ある共演者にTVが映らない所で、執拗に性体験がどうとか聞かれたり今後の仕事の斡旋をしてやるから終わったら付き合えとか、本当に最低な奴だった。
 他の女の子も耐えてるんだろうかと思うと、男である自分が凹んだりするのが情けないと思うが、度重なる過酷なスケジュールの中またあの男と会うこともあると思うと嫌だった。
 明日の仕事は午後から出し、もう今夜はとことん飲んでやる!とナルトは決めた。
 今日の俺はNARUTOじゃなくて、渦巻ナルト(男)だってばよ!
 だが一人酒というのは思った以上に寂しく、意外に酔えないものだなとナルトは思い知った。
 一応酔っている気分には慣れるが、陽気にはなれない。
 仕事の愚痴をブツブツ呟きながらふと横を見ると、一つ離れた席で、自分と同じように肩を落としているサラリーマンの姿が見えた。
「ああ…もう仕事なんか辞めてえ」
 聞こえてきた声は、自分と同じようなことを言ってて、よく顔を見れば年頃も同じくらいで、ナルトは親近感がわいた。
 思わず「おにーちゃんも仕事大変なの?」と声をかけてしまった。
 キッと睨まれ、ビクっとしたが「そうなんだ。お前も?」軽い口調で答えられて、睨まれたんじゃなくて単に目がすわっていただけなんだとわかった。
 相手は普通のサラリーマンのようだが、自分と同じように職場の人間関係に悩んでいた。
 「ちょっと顔と頭がいいから」とやっかまれると悩んでいて、「自分で言うか?」とナルトは思わず笑いながらつっこんだが、確かに顔はその辺のアイドルじゃ太刀打ちできないぐらいの美形だった。
 艶やかな黒髪で、切れ長の黒眼は今風というより、由緒正しい日本男児、いわば侍のような強いオーラを感じる。
 自信たっぷりで存在感がある。声も話し方もいいし、こういう奴が画面映えするっていうんだよな。
 初めて会ったとは思えないぐらいナルトは、彼と打ちとけ、また彼もナルトといると徐々に笑うようになり、気がつけばナルトは終電を逃していた。

 「その辺の漫喫にでも泊まる」と言ったナルトに対して、彼は自分ち近くだから泊めてやると言い、ナルトは少し迷ったがついていくことに。
 彼の家の前に着いたとこで、彼はハッと何かに気がついたようにナルトを見た。
「何?」
「ちらかってる……ていうか、多少キモいだろうが泊めてやるんだから、我慢しろよ」
「何々~?ゴッキーでも出んの?俺んちも似たようなものだってばよ」
「清潔にはしてる。狭いから暴れるなよ」
「ん」
 鍵を開けて、「先に入れ」と促され、「お邪魔します」と上がり込み、電気はどこだろうかと探していると後から入ってきたサスケがパチリとつけた。
 明かりがついた部屋を見渡して、ナルトは絶句した。
 それはワンルームだったからではない。
 ゴミが散乱しているわけでもない(むしろ清潔)
 ただ非常に見覚えがあるものが部屋のあちこちに飾られていて、少し狭いというより目が痛かった。

 壁には女装した自分=NARUTOのポスターやカレンダー。
 本棚には写真集、DVDが所狭しと収納されており、
 TVやラックの上には、CD、1/10フィギュアまで飾られていた。
 待て、フィギュアは発売してねえはずだぞ?非公式グッズか?にしては気持ち悪いぐらい秀逸な出来だってばよ。

「見ればわかるだろうが、俺はNARUTOが好きなんだ」
「………お、おう。俺も結構好きだってばよ?」
「フン、俺はNARUTOが深夜CMしるこドリンクやってる頃からのFANなんだぜ」
「そんな頃から!?」
「初めてラジオでしゃべったのは、○月×日のキックザカンクロウの「イケてるじゃん?」コーナーのゲスト。あれでますます好きになった」
「へ…へえ…………」
 あんなちょいコーナー聞いたやつ居るんだ。初期のころはあんまり女の子っぽい発言してないから突っ込まれたら困るんだけど。
「お前はいつからNARUTOが好きなんだ?」
「えっ!ええっとぉ~~~」
 自分を好きか?なんて聞かれても困る。ただいつ仕事が楽しくなり始めたっていうと……。
「い、いぇす☆ほりでぃ…かな」
 その歌を歌う少し前に売れ始め、加速をかけようという事務所の方針で振付が一層大変になった所だったが苦労した分自分でも充実感があった。
「なるほど。あれは一段となっちが輝き始めた所だからな」
「な、なっち!?」
「なるるんもいいが、俺はなっち派だ」
「…………」
 そりゃ一部ではそう呼ばれてるけど、できれば間近で、しかもこんな美形から残念なセリフ聞きたくなかったってばよ。
 なっちって……。
「何か飲むか?ああ、そうだ。お前甘いもの好きか?」
「え?」
 部屋の隅にあったビニール袋から、ごそごそと彼が取り出したのはナルトが大好きなチョコ菓子だった。
「これにさ、なっちのライヴチケットの抽選つきQRコードがついてるから集めてんだけど、俺甘いもの苦手で食べられないから、兄貴が来た時にしか処理できないんだ。よかったら」
「ふおーっ!俺それ大好きだってばよ!CM依頼あってすげー嬉しかったってばよ」
 もちろん出演の時に大量ももらったのだが、マネージャーに太るだろう!と叱られスタッフにわけてしまったらそう手元には数が残らなかったのだ。
「ああ、あのCMは代々ブレイクするアイドルしかやらねえもんな。なっちもついにそこまで来たかと」
「喰っていいの?」
「どんどん喰え。いや全部持って帰っていいぞ」
「さんきゅう!」
 早速ひと箱封を開け、スティック状のそれをナルトはポリポリと口に含んだ。
「んまんま」
 子供のようにむしゃむしゃと食べるナルトの様子が、微笑ましく思った男はフッと笑った。
「お前ちょっとなっちに似てるな」
「んぐっ!!」
「いいな………コスプレしてライブとかいったら目立って、なっちに見てもらえそうじゃん」
「は…はは」
 見るも何も本人なんですが。
「チケット取れたら一緒にいかね?」
「いいっいいっ……遠慮するってばっ!」
「そっかー、しかしお前初対面な気がしないな。お前も全然緊張しねえし…………あ、そだお前なんて名前?」
 不意に名前を聞かれてドキリとする。
 よく考えたら店からお互い名前も聞かずに、部屋まで来ていたんだった。
 ナルトの背中がだらだらと汗が流れる。
「え…………えっとえっと………渦巻……な、」
「な?」
「な………と…ミナトだってばよ!」
「そうか、俺は団扇サスケだ」
「うえ!?」
「なんだよ?やっぱどっかで会ったか?」
 ブンブンとナルトは大きく首を横に振った
 会ったことはない。だがその名前はファンレターで何度も見た。
 団扇サスケから届いたファンレターは数十、百通に達するぐらいの勢いだ。
 初期の頃から送り続けられ、最初はTVやラジオの雑誌まで網羅した内容の細かさが気持ち悪かったが、ただ可愛いと誉め立てるだけでなく、中にはダメ出しもあり、
悔しいけどそれは的を射ており、その通りにしたら仕事もやりやすくなり、仕事が楽しくなったきっかけでもあった。
「ど、どんな字書くの?」
「ん?うちはは団扇で、サスケはカタカナだ」
「い、いやあ~俺も名前カタカナなんだってば。音的に一緒かなあって……アハハッ奇遇だってばね」

 まちがいない。あの団扇君だ。なんか名前の最後にうちわマーク書く人だ。



ーーーーーこの後「なっち」だと気付かれて押し倒されるのも可。そのまま友人になっちゃうのも可。
ていうか先が思いつきません。すみませんです!!(><)

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